牡鹿半島は石巻市にあります。

リアス式海岸で、海と山がミックスした様な非常に風光明媚なところです。

半島の先端、東側には金華山という霊場があり、その沖合には世界的な漁場があります。

(東日本大震災の震源もこの沖合となり震源地に一番近い陸地として有名です。ちなみに震災により半島は5.3mほど長くなり、1.2mほど沈下しました。)

主要な産業は漁業です。最大の町、鮎川は捕鯨でも有名。養殖も非常に盛んで特に牡蠣がメインになっています。

集落は主に浜と呼ばれる所にあり、数軒から数百軒まで規模は大小ありますが、全人口でも3000人弱。震災後は毎年約200人づつ減少している文字通りの過疎高齢化地域です。

(過疎高齢化は日本の地方のどこでも見られる問題ですが、これが震災により一気に加速し20年から30年後の環境が突如出現したのが被災地の問題となっています)

半島にはコンビニエンスストア、スーパーは1軒づつ、個人商店が数軒、ガソリンスタンド3軒・・・。病院と診療所が1軒づつ。小学校4つ、中学校1つ、と生活関連はかなり厳しい状況です。

防災集団移転による高台が多く、既存の集落とは離れてしまい、更に過疎化が進行し、高齢者(交通弱者)は他者との交流も困難となっています。

 

★牡鹿半島内でのサロン活動

10人規模のデイサービス、生きがいデイサービスが鮎川(清崎山)にあります。

住民さん主体のサロンは、鬼形山仮設団地(月2回)、鮎川南地区(月1回)、寄磯浜(月2回)、給分浜高台(月1回)、十八成浜高台(月1回)等があります。

地域包括、社会福祉協議会、市の保健師などが各地で年に数回から毎月など定期的に活動しています。

なお、本庁荻浜地区には、生きがいデイサービがはありません。

おらほの家は、キャンナス時代は半島全域で送迎付きサロン活動を行っていましたが、現在は縮小し

月の浦浜(約8㎞)から山鳥渡(約17㎞)までとなっています。

 

ここ牡鹿半島は石巻市ではありますが、このように町中とは随分と違った様相を呈しています。

高齢者が集うのも、生活するのも、病院に行くのも非常に難儀で、家族と一緒になる為に住み慣れた半島を出て行く人がたくさんいます。(元々は大きな家に3世代とかで住んでいましたが、震災により仮設住宅ができるまで、多くの方が町中に避難していました。半年以上の歳月を経て仮設ができましたが、若い世代の多くは便利な町中に残って高齢者のみが半島に戻る例が多かったのです。)

 

ところで、牡鹿半島はよく男鹿半島と間違えられます・・・。

牡鹿半島は宮城県で太平洋に、男鹿半島は秋田県で日本海に突き出ています。

けっこう違うのですが、やはり知名度が低いという事でしょうか???